LPG-Bike

10月だというのに、週末に台風が来るなんて・・・と諦めていました。
朝から雨という予報でしたが、朝起きたら雨はまだ降っていませんでした。

というわけで、朝飯前にテストランに出かけました。



排気音が、以前よりは大きいのですが、ヘルメットを被ると気にならない程度です。

ブレーキペダルは、「やっつけキックシャフトバージョン」の時はぐらつきを感じましたが、
軸受けをパイプで作った版は、剛性感が上がりました。

ちょっと残念だったのは、カチカチウィンカーです。

実際の所は「カチカチ」でなくブザーだった訳ですが、聞こえない・・・。
鳴っていないのかと思って、ヘルメットを脱いで確認したら、聞こえました。(^^;)

排気音の大きさと同じで、ヘルメットを被っていても聞こえる音量なら、
それはそれで、ちと恥ずかしいかも。追々、なにか対策を考えようと思います。

そして、一番気になっていたのは、テールパイプ変更による性能面への影響です。

音量については冒頭で触れたとおりですが、音質は歯切れの良い感じになりました。
しかし、排圧が相応に残っているようで、低回転域でもトルク感が抜けることはありませんでした。

中高回転域（ノーマルカムと口径の大きくないキャブでは高回転域は望むべくもありません）は、
以前より伸びが良くなったので、大きな道路に出て、全開で走り続けていたら、息付きが・・。

ガソリン車で例えると、ガソリンの落ちが悪くて息付きを起こしているような感じでした。

ゆっくり走る分には問題ないので、あれこれ原因を探っていたのですが、
LPGがキャブに入る部分の配管の温度が、下がっていることに気が付きました。

確かに、以前よりは熱がかかりにくいように変更していますが、特に問題はありませんでした。
原因が、上まで回るようになった事に関係するのか、単に寒くなってきた(^^;)だけかは不明です。

ウィンカーリレーを購入しました。



以前、ニュートラルランプのスイッチが無いエンジンに載せ替えた際、
ニュートラルランプをウィンカーのパイロットランプにすることを考えました。

結局、実行に移す前に、エンジンにニュートラルランプのスイッチが備わったので、
ニュートラルランプは本来の目的で利用できることになりました。

そんなわけで、モトコンポのオリジナルと同様、カチカチ鳴るリレーを調達しました。

・・・余談ですが、モンキーやモトコンポの積車も、ウィンカーのインジケーターが無いため、
ウインカーがカチカチ言うタイプです。

格好良いものではないけど、ウィンカー戻し忘れの方が恥ずかしいし。(笑)

昨夜耐熱塗料で塗装したものを、オーブンで150℃－１時間焼き付けます。

ブッシュの外側とブレーキペダルのパイプの内側をバフで磨きました。
まぁ、磨くほどでは無くても、磨いて困ることもないだろうというこで。

グリスアップをして組み付け、ペダルやブレーキロッド組み付けました。



ブッシュの長さを削って調節することで、ペダルの余計な遊びを押さえました。
純正ではブレーキペダルのリターンスプリングが付いていますが、
ブレーキシューのリターンスプリングのみで大丈夫そうです。

キックペダルを踏みおろしたときのクリアランスも、必要最小限度に納まりました。
エキパイのカバー代わりにもなっていますが、裏側はバフ掛けのままなので、
必要以上に熱が伝わらない・・・・と良いです。^^;

そうそう、ちょっと意外だったのが・・・



ネジ部分の塗装が、なかなか密着良好です。

ナットを入れていったら綺麗に剥がれてしまうだろうと思っていましたが、
ほとんど剥がれることはありませんでした。

こうなると、スプリングが目立ってしまったりして・・・キリがない。(笑)

昨日、フィッティングの確認後、脱脂して黒染め塗料まで吹きました。

塗装というより、サーフェサーとして、薄目に３回吹きました。
真っ黒というより、すこし下地が透けてない～程度です。

一晩放置した後、オーブンで200℃－20分焼き付けました。



黒く塗っただけなので、絵的に地味ですが・・・。^^;

レンジ内で徐冷したのち、しばし作業台に放置、寝る前に耐熱塗料で塗りました。
エキパイに近いということもありますが、それほど温度は高くならないと思います。

耐熱性というよりは、焼き付けるのに丁度良い・・・という程度の根拠です。

もひとつ、昨日フィッティング確認の際に気が付いた、
バフ仕上げで少し浮いていたブレーキロッドも同じ工程で塗りました。



やはり作業台で放置した後、耐熱塗料で塗装しました。

が、見ての通り左側はネジが切ってあります。
さすがにナットを締めていけば剥がれてしまうとは思いますが・・。

このまま放置して、レンジでチンは明日に。

これで形がほぼ仕上がったので、モトコンポに取り付けて、フィッティングを確認しました。



アルミ製の時より少し細身ですが、同じようにエキパイのカバーにもなりそうです。^^;
こうして見ると、リアブレーキロッドも黒く塗るべきな気がしてきました。(笑)

ステップの下側がストッパーになるので、この部分にはＵゴムを被せてみました。

ゴムの中にステンレスの薄板が入っている、なにか丈夫そうなＵゴムです。
以前、ラビットのレストア時に使ったときの余りです。

裏側から見ると、エキパイとのクリアランスが確認出来ます。



ブレーキアームの補強材が、エキパイのアールに沿っているのがわかります。

位置や角度も問題なさそうなので、塗装します。