エキゾースト・コントロールワイヤー
2017.11.30
旧車に限らずでしょうが、クルマ弄りをしていると、色々な部品が貯まるものです。
拙ガレージでも、取り外した純正部品や、調達した部品、お蔵入りした試作品等々、
大きなブリキの箱に3つほど保管されています。

重いので引っ張り出すのが大変ですが、今日は宝探しに興じました。

そこで発掘したのが・・・



以前に所有していた某イタ車用に購入したパーツです。

ガレージの出入りに排気音を押さえる為に、マフラーにバルブを付けて、
それをコントロールするためのワイヤーです。

当時2セット購入して、1セットしか使わなかったので死蔵されていました。

このバルブも、任意の位置に固定して、音量や抜けを調節する必要がありました。
そのため、操作するノブにボタンが付いていて、必要な位置で固定出来ます。
さらには、ノブ自体を回していくことで、細かな調整も可能な優れものです。

もっとも、こういう用途でなければ必要のない機能ではありますが・・・。

というわけで、今回のヒーターのコントロールには、これを使うことにしました。
2017.11.30 21:47 | 固定リンク | etc | コメント (0)
ヒーターケース仮組み
2017.11.29
外観は黒塗装にしようと思いつつ、内側は塗れないので、軽くバフを当てました。
組んでしまえば見えないし、空気の抜けが良くなる・・・訳でもありませんが、
なんとなく表面が汚いまま組んでしまうことが出来ませんでした。

組む部材は、必要なサイズに0.05mm以内に仕上げてあるので、
よほど溶接で歪ませ無い限り、想定した形に組み上がります。

が、まずは仮付して、組んでみます。



仮付けの段階では、ラジエターにジャストサイズで組み上がりました。

ラジエーターの付いている側、画面の上の方からブロアーモーターで風を送り込み、
熱交換された温風が下に抜けていきます。

右側の斜めになっている方に3インチの穴があり、車外に排気するダクトの側です。
左側に見える穴が、ヒーターとして車内に取り込むダクトの穴です。

車内に取り込むには、3インチのダクトでは大きすぎるので、
内径がφ50程のダクトで引き込む予定です。

それを切り替えるのが、画面の中央あたりにある遮蔽版です。

全ての温風を車内側に切り替えるには、ヒーター側のダクトの径が小さいので、
このバルブの位置を調節して、車外と車内ともに温風を抜く事を考えています。

(ヒーターの不要な時期は、ヒーター側を全閉して全て車外に抜きます)

バルブの位置を、任意にコントロールする方法を模索します。
2017.11.29 21:40 | 固定リンク | etc | コメント (0)
ダクト調達
2017.11.28
昨日苦労して開けた穴に接続するダクトが届きました。



3インチ・・・φ75くらいのアルミのダクトです。

ブロアモーターに合わせて径を決めたのですが、ラジエターのクーリングには良くても、
ヒーターにはもう少し細いものにする予定です。

このタイプは、伸ばして使うのですが、使い勝手が良いです。
実は、ガレージの屋根にも、同じタイプのダクトが走っています。



スポットクーラーの熱気をガレージの外に逃がす為に、
φ200mmのダクトが奥から入り口まで通っています。
そのお陰で、夏場もガレージに籠もって作業が出来ます。
2017.11.28 21:54 | 固定リンク | etc | コメント (0)
穴あけて・・・
2017.11.27
引き続き、ダクト接続用の部品を切り出しました。
こちらが、某国製の「やっすいやつ」です。



手元にあるホールソーはHSSでステンレスの穴開けには無理があり、
今回のダクトの穴を開けるために購入した超硬のホールソーです。
amazonで安く売られているので、つい釣られました。

見た目だけで「やっすぃやつやん」ですが、絵に描いたような「安かろう・・・」です。

プレス製のカップに切り込みを入れて、刃をロウ付けしてある感じですが、精度が悪い。
そのチップ自体も、ホントに超硬?というシロモノで、実態は質の悪いHSS相当という感じです。

時間をかければ穴があくことはあくので、引き続き使用ました。



キレが悪いので両側からあけてみれば、しっかり穴に段が付いています。
HSSだとして普通の鋼材やアルミには使えそうですが、この精度では無理そうです。

安い授業料で済んだし、良い勉強になりました。
2017.11.27 21:12 | 固定リンク | etc | コメント (0)
ハタ坊
2017.11.26
ヒーターの部品類の下準備をしました。



組み立てや本体の固定用に、内側にナットを溶接しておきました。

先日は、溶接用ナットを使ってみましたが、今回は普通のナットです。
それほど強度も必要ないので、普通のナットを点付けして済ませました。

左上に写っている「ハタ」は、ヒーターの切り替え用の仕切りです。

ラジエターで温水と熱交換した空気を、ヒーターとして車内に引き込むか、
そのまま車外に放出するかを切り替えるための軸付きの仕切りです。

これまた強度が必要でもないので、ここまでカッツリ付けなくても良かったのですが、つい。

このバルブを、どう駆動するか検討します。

いつも「走り出したら、何か答えが出るだろう~」程度で始めるので、
細部の詰めは「現場対応」が基本です。
2017.11.26 21:33 | 固定リンク | etc | コメント (0)

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