大陸デビュー
2018.06.02
仕事に忙殺され、ふと気が付くと6月!・・・になっていました。
アレコレ構想を練りつつも、休日でもPCのモニターには平日と同じ仕事の画面が・・・。

そんな中、LPGバイクが掲載された雑誌が届きました。



雑誌に掲載された事はありますが、大陸の出版社の雑誌は初めてです。

漢字だらけですが、なんとなく書かれている内容が伺え知れるような気がします。
記事は、金子浩久さんという日本カーオブザイヤーの選考委員も務めていらっしゃる、
著名なライターの方によるものを、翻訳したものです。

写真は、田丸瑞穂さんというカメラマンの方による物で、他の写真も雰囲気のある、
良い感じに撮影して頂くことができました。

積車の紹介がメインではありましたが、カセットボンベで走るバイクについても、
誌面では「液化石油・・・」等と触れられており、大陸デビューと相成りました。

先日は、九州でLPGバイクにチャレンジ中とのメールを頂きました。
やはり、たまに走らせるバイクに、カセットボンベの手軽さをという事だそうです。
マイナーな存在ではありますが、色々試したり、情報交換出来たらよいと思います。

・・・さ、仕事をせねば・・・。
2018.06.02 15:47 | 固定リンク | LPG | コメント (0)
中締め
2018.05.07
ラビットがガソリンと同等の走りをLPGで実現したことを確認できました。
ここらで中締めとして、確認出来た事と課題をまとめてみたいと思います。

これまで50cc~200ccのエンジンをLPG化してみました。

ラビットはガソリンとLPGのハイブリットキャブで、走り比べが出来ました。
ただ、200ccのバイクを走らせるには、カセットボンベでは容量が小さく、
近所ならLPG、ちょっと足を伸ばすならガソリンという使い分けになるでしょう。



それに比べると、50~88ccのエンジンなら、かなり実用域だと思われます。
クルマで運ぶ以外に、電車で足を伸ばせるのは思った以上に楽しめました。



ラビットに使ったキャブなら、相応にパワーを出す事も出来ると思われますが、
カセットボンベ1本あたりの走行距離(時間)を考えると、今の仕様も悪くない気がします。

Z50Mは持ち運びに便利な分、もう少し大柄だと走らせても楽そうです。
電車で移動できたり、カセットボンベで走らせる事を活かせるような、
別な切り口で考えてみたいと思います。

やはりフレームから切った貼ったするのが近道かもしれません。

ラビットやモンキーは、たまに走らせる事が出来る旧車として、楽しんでいこうと思います。
・・・半年や1年くらい放置して、乗りたくなった時に乗れるか、試してみることにします。

では、次の「乗り物」について、しばし瞑想を・・・。
2018.05.07 21:51 | 固定リンク | LPG | コメント (0)
ガスボンベ考
2018.04.06


・・・と、これはTIG溶接に使うアルゴンガスボンベです。

ボンベ自体を自分で購入して、業者さんに充填してもらって使う事も出来ますが、
このボンベはレンタルとして借りています。

LPガスやアルゴンガスで使われている、これらの「高圧ボンベ」には、
クルマで言えば「車検」のような定期的な検査が義務づけられています。

見るからに丈夫そうな容器ですが、内部で錆びや腐食が発生して、
破裂でもしたら大変なことになるのは想像が付きます。

なので、所有者や連絡先を刻印したり、耐圧試験をしたり、
塗装をし直すなどするために、相応に(安くない)費用が発生します。

そんなわけで、むしろ容器をレンタルする方が一般的で、
ガスが無くなったら、満タンになったボンベと交換して貰います。

・・・と、決まった場所で使用するアルゴンガスなら、何の問題もありません。

実は、ラビットのLPG用キャブを入手した時に、プロパンガスを試そうかと思いました。

カセットボンベは手軽ですが、大きなキャブだとガスの使用量も多そうだし、
テスト的に比較してみたいと思いました。

現に、250ccクラスのバイクで、小さいプロパンガスボンベを積んだ例もあるようです。

テストなのでレンタルでも良いし、小さいから安いなら買っても良いと思い、
あれこれ取り扱い先に連絡してみたので、何か、歯切れが悪い反応でした。

別にプロパンガスボンベなんて珍しいものではないし、サイズが小さいからといって、
取り扱いが特殊な筈がありません。

色々調べていたら、少し事情がわかってきました。

ここ数年のキャンピングカーのブームで、プロパンボンベの需要が高まったようです。
こぢんまりとカセットボンベで調理するより、プロパンのコンロなら、
アウトドアでもさぞかしおいしい料理が出来ることでしょう。

がしかし、そんなブームに冷や水を浴びせるように、待ったがかかったそうです。

なんでも、移動するクルマに乗せると業者さんも高圧ボンベの場所を把握出来ないので、
そういう用途にはレンタルは勿論、ガスの充填も行えなくなったようです。

数年前の日付で、軽量で残量が見える樹脂製のボンベが開発されたという記事がありました。
その販売先やレンタル先を調べようとしましたが、さっぱり返事がありません。

そんな訳で、家庭用として据え置きで使う以外は、ちょっと難しいようです。


いまのところLPGバイクには、手軽なカセットボンベが一番という感じです。
2018.04.06 21:42 | 固定リンク | LPG | コメント (0)
改めてLPGキャブ比較その2
2018.02.20
ラビットは、たまに近所を走らせる位なら小さいキャブでも良いかもしれませんが、
大きいキャブレターとの相性も含めて、検証しておきたいと思います。



第四弾~として入手した、レギュレーター一体型のキャブです。
ベンチュリー径が大きいのは確かですが、キャブの外寸も相応に大きくなります。

外寸が大きいのは、ガソリンでも使用できるハイブリッドタイプな為に、
通常のフロート室を備え、その下側にレギュレーターがあるからだと思われます。

以前にレギュレーター別体タイプのキャブで試したときは、初爆は確認しましたが、
1段目のレギュレーターがマッチングしなかったようで、走らせるには至りませんでした。

今回は、Walbro製のレギュレーターを組み合わせてみようと思います。

このキャブレターは、レギュレーターを内蔵している事もあって、
第二~第三弾のキャブに比べると色々細かいところが違います。



中でも気になっているのが、画像の手前の「ネジ」です。
径は太いのですが、先端がテーパーになっていて、いわゆるニードルになっています。
使用するエンジンに応じて、有る程度セッティングが出来れば良いと思います。
2018.02.20 22:21 | 固定リンク | LPG | コメント (0)
改めてLPGキャブ比較
2018.02.19
第五弾として入手したキャブをラビットに装着してテストしてみた訳ですが、
始動性が良好なのは予想通りとはいえ、パワーについても同じようなものでした。

パッと見にキャブの口径が大きそう~と期待していたのに残念ですが、
改めて比較をしてみました。



普段はストロボを点灯させずに撮影していましたが、ポートの奥まで写るよう、
ストロボを点灯させて撮影しました。

左が2つのレギュレーターを備えたタイプで、右がレギュレーター1つのタイプです。
エンジン側のフランジ面から「パッと」見ると、右の方がポート径が大きいです。

ここで安直にラッキ~位に思っていたのですが、改めてエアクリーナー側から見ると・・・



・・・ベンチュリー径自体は、ほとんど同じでした。

左のキャブは、一旦絞られたあと同じ径でエンジン側に至りますが、
右のキャブは、一旦絞られたのが少し広がってから、スロットルバルブに至っています。

そんなわけで、キャブレターとしてのパフォーマンスは、似たようなものでした。

2018.02.19 22:08 | 固定リンク | LPG | コメント (0)

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