オイルホース作製
2017.11.22
オイルホースは、ブリジストン製の、耐熱温度が150℃というタイプを使用します。



機械的なダメージから守るためには、金属系のメッシュホースが一般的ですが、
超ローパワーの積車にはアンマッチなので、樹脂系の保護チューブを使用します。

例えるなら、みかんを入れるネットみたいな感じです。



ホースの端を内側に折り返したところです。このまま右側からホースを入れていきます。
細くしまったチューブが、ホースの太さまで広がって、包み込みます。

端部の処理は、熱収縮チューブで固定します。
この熱収縮チューブも、電装系で使う物より、厚みがあるタイプです。



こんな感じで、必要な長さのオイルホースを用意しました。

ホースバンドも、強度が高いというタイプを使ってみることにしました。

今までにも、錆びなくて良さそうなのでオールステンレス製の物を使っていましたが、
バンド部分にネジで締め込むためのスリットが多くあいているタイプでした。



このホースバンドは、バンド部分が厚く、スリットが穴ではなく、窪みになっています。
オイルホースと、ラジエターホースにも、同じタイプのホースバンドを用意しました。
2017.11.22 23:38 | 固定リンク | etc | コメント (0)
取り付けベース作製
2017.11.21
取り付け時の作業性の向上を図りました。

ステンレスのフラットバーを切り出して、カタカナの「ロ」の形に溶接しました。
それに穴をあけてボルトを通し、ちょんちょんと溶接して「ベース」を作製しました。



あまり熱をかけて溶接してしまうと歪みが出て、ボルトの向きが狂います。
なので、最低必要限度で溶接するようにしました。

この状態でオイルクーラーのステーを載せると・・・



無事、大きな狂いもなくボルトの位置が出ました。

これで、取り付け時は一カ所を仮止めすれば、全てのナットを苦労せずに取り付けられます。
2017.11.21 21:27 | 固定リンク | etc | コメント (0)
水冷オイルクーラーの取り付け
2017.11.20
ステーを付けたオイルクーラーを車体に当てて、取り付ける穴を開けていきます。

と、書けば一行ですが、クルマの下に潜って悶絶しまくりました。

リジットラックを高くセットすれば、下から行う作業は楽になりますが、
そうすると上から作業がしにくくなるので、必要最低限しか車体を上げていません。

片手で位置決めしながら、片手でドリルを当てて格闘し、どうにか穴あけを終えました。

仮止めしてみると、



バフ仕上げのステーが浮きすぎ・・・。

黒染めが良かったかもしれません。普段はカバーで隠れるから、良いことにします。

難点と言えば、ボルトの頭はタイヤハウスで、ナットがエンジンルームです。(笑)
そうそう付け外しするものではありませんが、ちょっと作業性に難があります。

何か、対策を考えながら寝ます。
2017.11.20 21:48 | 固定リンク | etc | コメント (0)
オイルクーラーステー完成
2017.11.19
昨日、切り出して曲げ加工したステーに、穴を開けていきます。
オイルクーラーの固定用の穴と、冷却水用のノズルを通す穴をあけます。

他にも、ホースを通す穴やら、ホールソーで開けまくりました。
さくさくっとバフをかけて、ボロを隠します。



このステーを、オイルクーラーのウォーターラインのノズルに共締めします。
このボルトは取説(といっても、紙一枚ですが)によると、締め付けトルクも指定されています。

競技車両に使われるような部品故なのでしょう。
手ルクレンチに頼らず、トーニチのトルクレンチを引っ張り出しました。



なにか、勇ましげなディスプレー状態ですが、この向きで使う訳ではありません。
ちなみに、このオイルクーラーには別売のステーが存在します。

購入時に、ステーを作るのが面倒なので、一緒に購入しようとも思いましたが、
汎用的なステーで、すんなり使えないような気がして注文しませんでした。

案の定、こんな微妙な形状のステーが必要となりました。
折り曲げるのには苦労しましたが、角度も丁度良い感じです。

あとは積車へのフィッティングです。
2017.11.19 21:29 | 固定リンク | etc | コメント (0)
水冷オイルクーラーの位置決め
2017.11.18
オイルクーラー関連の部品が揃ったので取り付け作業を始めます。
空冷や水冷にかかわらず、オイルクーラーの位置決めには悩まされます。

水冷オイルクーラーの位置決めは走行風を考慮する必要が無く、自由度が高い印象があります。
しかし、位置が高いとエアが抜けずに効率が落ち、低いとオイル交換時に抜けなくなります。
オイルの流路を含め、この高さを考えると、取り付け場所を決めるのに難儀しました。


エンジンの右側です。

右上に移っているのがオイルタンクです。左上にオイルのバンジョーが位置します。
この間に取り付けられれば、オイル流路の長さ的にはベストです。

しかし、エンジンの右バンクのエキゾーストパイプが中央を縦に通っています。
ノーマルのマフラーは左出しですが、左右の2本出しに変更しているために、
左バンクのマフラーのテールパイプも横切っています。



逆にエンジンの左側は、ノーマルの巨大なマフラーが無くなった分、余裕があります。
右側と同じく、中央にエンジンの左バンクのエキゾーストパイプが縦に通っていますが、
スペースの余裕があるので、高さ方向もベストな位置にセットすることが可能です。

オイルの流路的には、右側のオイルタンクから引き回す事になりますが、
高さ的に、オイルのアッパーレベルと、オイルタンクのドレーンボルトの間に収まり、
オイルポンプに優しい取り回しが実現出来そうです。

この位置にオイルクーラーを固定すべく、ステーの作製に取り掛かります。
CADで製図して、ステンレス板から切り出しました。



NCで加工する訳でないにCADを使うのは、原寸でプリントアウトして貼り付け、
外形を切り出したり、穴明けの位置決めもそのままポンチング出来て楽なのです。

外形に沿って、おおよその形でサンダーで切り出して、ベルトサンダーで形を整えます。



愛用のベルトサンダーは、三相200Vでステンレスでもゴリゴリ削れます。
・・・と、ラビットとの隙間に、モトコンポが隙間家具モードで納まっています。
乗りたくもありますが、今日はちょっと寒かったので日和ました。

外形を整えた後、曲げます。

ステンレス版の板厚は2mmで、場合によっては補強しようかと思いましたが、
曲げるのに結構苦労したので、大丈夫そうでした。



この形状と、微妙な角度がキモでした。穴明けは明日に~。^^;
2017.11.18 20:07 | 固定リンク | etc | コメント (0)

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