水冷オイルクーラーの位置決め
2017.11.18
オイルクーラー関連の部品が揃ったので取り付け作業を始めます。
空冷や水冷にかかわらず、オイルクーラーの位置決めには悩まされます。

水冷オイルクーラーの位置決めは走行風を考慮する必要が無く、自由度が高い印象があります。
しかし、位置が高いとエアが抜けずに効率が落ち、低いとオイル交換時に抜けなくなります。
オイルの流路を含め、この高さを考えると、取り付け場所を決めるのに難儀しました。


エンジンの右側です。

右上に移っているのがオイルタンクです。左上にオイルのバンジョーが位置します。
この間に取り付けられれば、オイル流路の長さ的にはベストです。

しかし、エンジンの右バンクのエキゾーストパイプが中央を縦に通っています。
ノーマルのマフラーは左出しですが、左右の2本出しに変更しているために、
左バンクのマフラーのテールパイプも横切っています。



逆にエンジンの左側は、ノーマルの巨大なマフラーが無くなった分、余裕があります。
右側と同じく、中央にエンジンの左バンクのエキゾーストパイプが縦に通っていますが、
スペースの余裕があるので、高さ方向もベストな位置にセットすることが可能です。

オイルの流路的には、右側のオイルタンクから引き回す事になりますが、
高さ的に、オイルのアッパーレベルと、オイルタンクのドレーンボルトの間に収まり、
オイルポンプに優しい取り回しが実現出来そうです。

この位置にオイルクーラーを固定すべく、ステーの作製に取り掛かります。
CADで製図して、ステンレス板から切り出しました。



NCで加工する訳でないにCADを使うのは、原寸でプリントアウトして貼り付け、
外形を切り出したり、穴明けの位置決めもそのままポンチング出来て楽なのです。

外形に沿って、おおよその形でサンダーで切り出して、ベルトサンダーで形を整えます。



愛用のベルトサンダーは、三相200Vでステンレスでもゴリゴリ削れます。
・・・と、ラビットとの隙間に、モトコンポが隙間家具モードで納まっています。
乗りたくもありますが、今日はちょっと寒かったので日和ました。

外形を整えた後、曲げます。

ステンレス版の板厚は2mmで、場合によっては補強しようかと思いましたが、
曲げるのに結構苦労したので、大丈夫そうでした。



この形状と、微妙な角度がキモでした。穴明けは明日に~。^^;
2017.11.18 20:07 | 固定リンク | etc | コメント (0)

- CafeNote -