番外編/水冷オイルクーラー
2017.11.13
ラビットはレギュレーターを入手し次第再開することして、
このスキにモンキーやモトコンポを載せる積車のメンテナンスを行います。

先日ツインリンクもてぎで行われたモトコンポのミーティングに参加した際、
ゲート待ちやその後の上り坂の連続、及び帰路での渋滞でオーバーヒートしました。

こうなると、一旦エンジンを止めると、エンジンが冷えるまで再始動が困難になります。

この積車が製造された57年前には、延々と渋滞することもなかったでしょうし、
登り勾配が続いたらオーバーヒートして、路肩でボンネット開けるのがお約束でした。

この現状を改善すべく、イギリスから個人輸入で調達しました。



競技車両等で使われているLAMINOVER製(ブランド名はモカール)の水冷オイルクーラーです。

2リッタークラス用のサイズは国内でも売られているのですが、
リッターカー向けの、この一番小さいタイプは国内で調達できませんでした。

それでも360ccの積車には大きいような気もしますが・・。

ただ、直接オーダーしたので、コネクター部のタイプや、サイズを選べました。
全体のシステムがコンパクトになるよう、一番小さいものをチョイスしました。

積車はドライサンプなので、オイルクーラーを付けるのであれば、
オイルタンクからエンジンに向かうオイルラインを、オイルクーラーに向けるだけです。

今回、水冷タイプをチョイスしたのは、オイルラインの延長が最小限で済む点です。

水冷ラインをフロントまで引き回す必要があるものの、仮にそのラインに問題が生じても、
ノーマルの効率に戻るだけで、生命線であるオイルラインにはリスクがありません。

ウォーターラインのノズルを外すと、コアを取り出すことが出来ます。



細かいフィンが並んだ部分をオイルが通り抜け、中央を抜ける水と熱交換が行われます。
あとは、その水を冷やす系の部品の調達を進めます。

2017.11.13 21:25 | 固定リンク | etc | コメント (0)

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