フランジ製作2
2018.04.01
昨日はインマニのヘッド側のフランジを作製しました。
今日は、キャブ側のフランジを作ります。

パターンは同じで、先に穴を開けて外形を整えるのですが・・・



レギュレーターを取り付ける穴も、フランジにあけることにしました。

他にも、アクセルワイヤーを固定するであろう取り付け穴を用意したり、
他のキャブを付けられるよう、汎用的なフランジにしてみます。

用意したフランジにパイプを溶接していくわけですが、
パイプが曲がっている部分に、ステンレス製のエルボーを使います。

よく配管などに使われるネジのあるタイプではなく、
溶接用として売られているタイプは、結構重宝します。

今回もさくっと済まそうとすると・・・



右側がオリジナルのインマニで、左側が、フランジとエルボーです。

オリジナルの方は、効率など一切考慮していないようで、
極端に小さいRで曲がっています。

ここに常識的な曲率?のエルボーを使うと、高さ方向の寸法が大きくなります。
具体的には、キャブの位置が車体の前よりに飛び出すこととなり、
カウルからキャブが飛び出しかねません。

そこで、エルボーを切断しました。



こんな感じに切ると、フランジ部分で少しきつい曲率になりますが、
オリジナルの効率を考えれば、気にしないことに出来そうです。

メタルソーにはセット出来ない形状なので、サンダーで切りました。
2018.04.01 19:42 | 固定リンク | Rabbit | コメント (0)
フランジ作製
2018.03.31
材料が届いて、インマニ作り開始です。
端材でツギハギだらけでも、ボロが隠せるステンレスで作ります。

まずは、シリンダーヘッド側のフランジを作製します。
ノーマルのインマニを採寸して、CADでお絵かきをします。

プリントアウトしたものを貼り付けて、ポンチして穴を開けました。



インテークポートの穴はちゃんとあけましたが、ボルト穴は下穴です。
この後でパイプを溶接するので、歪みが出にくいようにしました。

穴をあけてからフラットバーから切り離し、外周を整えます。



片側はケガキ通りに成型してありますが、反対側はそのままです。
これまた、反対側は、溶接してから整形します。
2018.03.31 22:26 | 固定リンク | Rabbit | コメント (0)
ラビットのインマニを考える
2018.03.26
キックギアの部品が出来るまで、LPGのテストがお預け状態なので、
こういうときに出来ることを進めようと思います。

ラビットのインマニです。



シリンダーヘッドに固定されている部分は、一般的な横長のフランジです。
普通なら、なるべく直線的に、なるべく短くなっている事が多いのですが、
燃料タンクとキャブの高低差をつけるために、象の鼻のように下に伸びてます。

そして、アマルのキャブを組む方のフランジが、縦長でネジが鋳込んであります。



ネジではなくて穴だったら、キャブのアダプターも、シンプルに作製出来るし、
車体の中央にキャブを持ってくることができれば、キャブを傾けずに済みます。

以前、小型のキャブをツインで装着できるマニホールドを作製しましたが、
今回は、大口径シングルキャブ用のマニホールドを作ろうと思います。

ノーマルのマニホールドは、内径が20mmほどでした。
このサイズの端材が無かったので、注文しなくては、です。
2018.03.26 21:07 | 固定リンク | Rabbit | コメント (0)
LPGキャブレターの改造?
2018.03.19
ラビットが走った~と思ったら、キックギアが壊れてお預け状態になりました。
このスキに、前回に試したキャブを調べてみました。



このキャブ、ちょっと大柄ですが、ベンチュリー径は小さいキャブ同等で、
入手時に期待してしまっただけに、ちょっと残念だったりしました。

もう少しなんとか出来ないかと思って、バラしてみました。

ラビット用に調達したキャブのうち、大口径のものは日本製ではありません。
バリが残っていたり、エッジが鋭かったりしていて、ちょっと雑な仕上がりです。

それらに比べ得ると、このキャブは作りが良いです。



レギュレーターのフタとダイヤフラムを外すと、バルブやジェットが外れます。
スロットルバルブも、ネジ1本で外せて、綺麗に仕上げられています。

ここまでバラして、もう少しベンチュリーを広げられないか考察・・・。



中央の真鍮を抜いて、広げちゃえ~とも思いましたが、がしかし、
この絞り込まれたベンチュリー部は、外形も絞り込まれています。

このへんの鋳型の品質が良いであろうことが災いしました・・。(^^;)
これはこのままで活かすのが良さそうです。
2018.03.19 21:40 | 固定リンク | Rabbit | コメント (0)
キックギア・・・
2018.03.18
花粉の多さには辟易しますが、暖かくなってきたのは嬉しいです。
ちょっとしたお使いも、ちょっと足を伸ばして走り回りました。



初爆は確認しても、さすがにラビットを走らせるのはリスキーだったので、
モンキーZ50Mを走らせました。

マフラーを、Z50Aのものから、Z50M純正に戻していますが、
やっぱり高回転での抜けは、Z50Aの方が良いです。

Z50Aのフロントサスのお陰で、楽しく走れるので良いことにします。

帰宅後、いよいよラビットのテストです。

キャブの口径の割に、すんなりアイドリングしていたので期待が持てます。
少し暖気したのち、走り出してみると、出足に力強さがあります。
そこから車速が伸びるか・・・と思いきや、ガスが薄くなるのか、
スカスカな感じになります。

このキャブは、スロージェットらしきものと、ガスの流量を変えられます。

早速、あれこれセッティングをしてみました。
ガスの流量が不足するかもしれないことは予測出来るので、
その場合は、レギュレーターをツインにすることも考えています。

まずは、現状で何処までベストなセッティングが出来るか・・・ということで、
あれこれ変えたり、近所を一回りしたりしていました。

そのとき、たまにキックギアが噛んだままになっていて、
ワンウェイのベアリングがシャーシャー回っているなとは思いました。
ただ、目先のキャブのセッティングに専念してしまいました。

そのうち、キックしてエンジンを始動する際、ワンウェイのベアリングが、
ロックしてしましました。

ベアリングなら値段もしれているからと、外してみると・・・。



プーラーを掛けて引き抜こうにも、びくともしません。

自分で図面を引いた部品ですが、さすがに拙宅では加工できず、
機械屋さんで作ってもらっていました。

これは、作り直さないとダメかもしれません・・・。
せっかく久しぶりにラビットを走らせたと思ったら、別のところがトラブりました。
2018.03.18 19:43 | 固定リンク | Rabbit | コメント (0)

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