クラッチケーブル切り離しリベンジ
2017.06.18
ケーブルの取り回しも考慮し、切り離し位置を考えてみました。

まずは、使えそうな材料をかき集めます。



前回以上にシンプルな材料です。^^;

厚さ4mmのステン板と、直径が10mmのステン丸棒から切り出しました。
ステン板は12mm×24mm、丸棒は長さ12mm。平板には5mmの穴を開けました。
大きいサイズの取り扱いも大変ですが、小さいサイズも扱いにくいです。

この平板を丸棒に溶接し、丸棒にφ8mmの穴を開けます。

内径8mmのパイプがあれば良かったのですが、無ければ無いでなんとかするしかありません。
φ10mmの丸棒にφ8mmの穴ですから、センターがずれないよう慎重に進めました。

最後にケーブルを通す切り欠きをいれて、バフ掛けしました。



次に、クラッチ側のケーブルを短く切りつめました。

もし上手くいかなければ、またケーブルを買えばいいや~と考えられるのも、
そこそこ部品が流通しているゆえなので、ありがたい事です。

クリップで挟む部分には、真鍮のストッパーを付けましたが、
抜けないようにケーブルの先端が太くなるよう溶接機で小細工してあります。



これだけ短いなら、ノーマルのケーブルを加工しなくてもよさそうなものですが、
金具を作ったり加工したりする手間を考えるとノーマル加工が安上がりです。

これらを組み立てました。



ちょっとわかりにくいかもしれませんが、イグニションコイル部にホルダーを固定し、
キャブの横あたりに、切り離しポイントをもってきました。

キャブレター側と同様、ケーブルは特に支持せず、直接引っ張る形です。
ほぼ直線上に引っ張るため、特に引っかかりもなく良好に動作しました。

キャブへのLPG配管が近くを通っているので、その点だけ避けられれば、
ケーブルの取り回しでの問題は回帰できました。

本来ならここで試乗するのですが、あいにくの雨模様なので諦めました。
まだまだ気になるところもあるので、その対策を検討しました。
2017.06.18 20:58 | 固定リンク | Z50M | コメント (0)

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