カセットボンベの保温(加温)
2016.08.22
載せ替えるエンジンの検討と平行して、
カセットボンベの保温(加温)についても検討を進めます。

一般的なカセットコンロでは、気体で取り出して燃焼させるため、
ボンベを加温してガスの圧力を高め、火力を維持しています。

一連のバイクのLPG化は、液体のままLPGを取り出し、
キャブやレギュレーターに入る前に加温して気化させる為、
エンジン出力の維持に、ボンベの加温は必要ありませんでした。

がしかし、ボンベからエキパイで加温する部分までLPGを送り出す、
最低限必要な温度というものは存在します。

具体的には、ボンベ内のガスが、液体を送り出せるよう、
(LPGガスの成分にもよりますが)5℃以上を保つ必要があります。

レジャーバイクなので、「寒いときは乗らない」事が多いのですが、
何かの必要に迫られた時に乗れるよう、検討しておきたいと思います。
2016.08.22 20:08 | 固定リンク | LPG | コメント (0)
銅管調達
2016.07.22
ガスの配管につかう銅管を調達しました。



焼きなましてあるので、つぶれずに、手で簡単に曲げることが出来ます。

モナカ状に合わせたタイプのエキパイだと巻きにくいのですが、モトコンポの純正マフラーはパイプ状なので、それほど手間が掛からずに巻けそうです。
2016.07.22 22:52 | 固定リンク | LPG | コメント (0)
ダブル・カセットボンベ
2016.06.05


カセットボンベを2本接続するためのホルダーです。

実際には、全開で1時間走り続けるというよりは、リザーブ代わりに切り替えて使う方が便利なように思います。このホルダーは両方のボンベから供給して、交換するときは1本外して付け替えることも可能になっています。

尚、左右のねじ穴は固定用で、ガスの配管は真ん中の部分に接続します。
2016.06.05 16:14 | 固定リンク | LPG | コメント (0)
キャブレターだけど気化器ではない?
2016.05.15
燃料をガソリンからLPGに変更するにあたって、キャブレターを交換しています。

キャブレターについて調べてみると、語源は「炭化水素を混合する」という動詞「carburet」に接尾辞「-or」を加えたものとのことです。つまり、炭化水素系ガスであるLPGを混合するという意味では「キャブレター」で良いことになります。

一般にキャブレターを和訳すると「気化器」ですが、常温状圧で液体のガソリン等を噴霧して、噴霧粒子が蒸発して混合される過程の一部を表現しています。LPGバイク(含むタクシー等)についていえば、気化した状態で使うのであれば、キャブレターではありますが気化器と表現するのは正確ではないかもしれません。

日本語の表現として使われているのは「レギュレーター」のようです。気化器という表現と同じように、ガスの圧力を減圧する一部の過程を示しているので、「レギュレーター+キャブレター」としたほうが正確に思えます。

モンキーZ50MのLPG化に用いたキャブレターは、2つのレギュレーターとキャブレターが一体になっている優れものです。レギュレーターを2段にすることで、圧力の変動が抑えられ、安定した供給が可能となるメリットがあります。



キャブの下側に第一減圧室があり、(この角度からは見えませんが)キャブの向こう側に第二減圧室があります。
2016.05.15 14:27 | 固定リンク | LPG | コメント (0)
カセットボンベケース購入
2016.05.14


ユニクロメッキされたケースを購入しました。モンキーZ50Mに使用したのは外側からボンベの見えないタイプ(以下の画像)ですが、こちらのタイプはサイドに長穴があいています。



モンキーに使用したものは塗装仕上げです。ガスボンベが装填されているかどうか、外観からはわかりにくかったです。



メッキのケースにボンベを装着したところです。ボンベによって色や柄が違うので、意味もなく銘柄を選り好みしそうです。

これらのケースは、ボンベを1本搭載するには最適だと思います。ボンベのホールドも確実で、コックも一体なので使いやすいです。難点としては1万円を優に超える価格でしょうか。


もう少し大柄な車体ならボンベ2本用のケースを自作して、ガスの経路を切り替えられるようにすると、リザーブタンクのように走行中の切り替えが出来そうです。
2016.05.14 20:56 | 固定リンク | LPG | コメント (0)

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