令和なボンベサポート
2019.08.18
長かった(筈の)お盆休みも最終日となりました。

ここにきて、引っかかっていた事を解消することにしました。
これまで常用していた、簡単・軽量・コンパクトだった方法の見直しです。

昨日の仮組みの状態です・・・



ボンベの脱落防止に、面ファスナーを使っていました。

従来のLPGバイクでは、ボンベの使用量を把握するために通常は片方のボンベだけ使用し、
もう一方はボンベをロックする前の段階で保持するようにしていました。

切り替えるときに、予備側をガスを供給出来る状態にして、空のボンベを交換します。
つまり、脱着するのは1本なので、独立した面ファスナーで問題ありませんでした。

しかし、従来のやり方にそのまま従うのも芸がないので、今回は少し手を加えました。



端材入れのを眺めて、いつもの?ステンレス材の端材と、アルミのフラットバーをチョイスしました。
板厚3mmのフラットバーを、U字型に曲げてみたら、軽くて相応に使えそうです。

ステンレス材を溶接して、穴を開けます。



掃除したばかりのメタルソーで切り出したLアングルと平板を組みました。
平板だけで組むより、アングル材を使うと、ちょっとだけ楽が出来ます。

これを、キャリアに溶接します。



ボンベの間の、面ファスナーのベルトを引き出す部分に溶接しました。

TIG溶接で、溶棒を使わずに母材だけを溶け合わせる事で、盛らずに溶接出来ます。
LPGボンベを装着する際、干渉することを回避出来ます。

ここに、U字に曲げたアルミのフラットバーを組み合わせます。



このような形で、LPGボンベ2本一緒に支持します。

実際には、内側にゴムシートを貼り付けて、ボンベをホールドします。
中央の六角ボルトは仮でずが、ここで締め付けている訳ではありません。

ボンベの脱着に、工具を使いたくはありません。脱着時は、以下のようになります。



仮組みなので普通の六角ボルトですが、実際には長い半ネジを、スプリングを介して固定します。
左手でこのストッパーを引き出して、右手でボンベを交換する方式を試みます。

これで、リヤキャリアへの加工が一段落したので、パウダーコート屋さんに送付します。
2019.08.18 23:32 | 固定リンク | kiffy | コメント (0)
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