GXH50と某国製142F比較
2018.12.24
昨日届いたホンダ製GXH50と、某国製のそっくりなエンジン(142F)を比べてみました。



GXH50から、ガソリンタンクや消音器を取り外して、並べたところです。

そのまま型を取って複製した感じかと思ったら、見た目の印象がちょっと違っていました。
樹脂の色が違うのはともかく、142Fの方がちょっと平面的に感じました。

リコイルスターターカバーの、上側部分にある段差の形状が違うために、
実際の寸法の差以上に、GXH50の方が立体的に見えるようです。

あとは、リコイルスターターのハンドルの形状が違うくらいで、
イグニションコードを押さえる部分も含め、忠実に?再現されていました。



キャブレター側のエンジン側面です。しっかりと「HONDA」が浮き出ていました。

それに対して、142Fは・・・。



シンプルに「XZ」という表記になっていました。
参考までに、使用されているボルトは、GXH50が通常の六角ボルトなのに対して、
142Fは六角穴付きボルトとなっています。

次に、消音器側の側面を比較してみました。



こちらがGXH50です。

左下には、キルスイッチや、エンジンオイルが少ないときにエンジンが始動しないように、
オイルセンサーに繋がっている部品等が付いています。



こちらが142Fで、細かく見てみると、右下の部分でクランクケースとケースカバーに段差がある点や、
画面中央に、GXH50には無い段差があり、ボルトを抜くために削られているようです。

エンジン本体の形状以外には、シュラウド等、プレス部品の感じがちょっと違いました。



こちらがGXH50で、ガソリンタンクを外したヘッドカバーやシュラウドです。

同じ角度で見た142Fがこちらです。



プレス部品の表面の質感が違うのと、シュラウドとエンジンとの隙間が変わってました。
エンジンの場所による放熱の違いから、冷却風の流速を変えて・・・という根拠ある事情か、
単に加工精度の問題なのかは不明です。


GXH50エンジンを入手するまでは、パーツに互換性すらあるのでは?とか思っていましたが、
色々細かいところが違うということが理解できました。
2018.12.24 22:59 | 固定リンク | etc | コメント (0)
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